就活って
さて、就活解禁からそろそろ一ヶ月が経とうとしている頃ですね。
就活生の皆さんは、ESやら説明会やらで大変な時期ではないでしょうか。
ところで。
他人事のように言っていますが何を隠そう私自身も就活生なのです。
私は元々公務員を目指していて、3年次から予備校にも通いだしました。しかしあろうことがその後すぐ鬱になってしまい、無気力で何もできなくなってしまいました。親に予備校代を出してもらっておいてこのザマです。
私の周囲は真面目な人ばかりで、夏からインターンに行ったり、公務員志望の人達はみんなコツコツと勉強をしていました。そのような人達を尻目に、私は何もやる気が起きず日々を無為に過ごしていました。
周りが真っ当に就活をしていることに対する焦りと、自分は何もしていないことに対する自己嫌悪。みんなが就活について話す度に苦しくて死んでしまいたいと思っていました。
元から私はあまり社交的ではなく、束縛されることも嫌いで、組織に追従することに向いていません。
というか、一口に言ってしまえば社会不適合者のダメ人間です。
そういうこともあって、働くことに対して強い抵抗感がありました。そしてどうしても自分に自信が持てず、周りにいる自分よりも遥かに優秀な人達を見て私が就活したってこの人たちに勝てるわけないんだと、考えれば考えるほど辛くなっていきました。
さて、周りが頑張っていた間私は何をしていたかと言いますと。あちこちをふらふらと旅していました。
これはまた別の記事でゆっくりお話したいと思っていますが、私は一年のうちに色々な場所に旅をして、同じ宿に泊まっていた人と話をしたり、地元の人と朝まで飲み明かしたりしていました。そうして様々な人と交流を重ねていくうちに、一つの考えに至りました。
人生なんとかなるっしょ
生きていると、色々不安なこともあります。なんせ就活という人生の大きな分岐点に立たされているのですから、失敗したらどうしようと不安になります。しかし焦ったところでどんどん追い詰められていくばかりだと思います。
失敗してもなんとかなる。先見の明がないと怒られそうな言い分ですが、私はこれでいいと思っています。人生なんて、結局は偶然の巡り合わせとその上で自分がどんな行動をするかだと思うのです。
だから今は自分にできることをする。嫌になったら逃げればいい。やりたくない時はやらない。その先のことはその時に考える。
私の周りの人はみんな真面目で、日々焦りを持って生きています。そんな人達を見て、自分はなんてダメな人間なんだろうと何度も思いました。
でも、これはこれでいいんじゃないかと今は思っています。
私は「働きたくない」という気持ちが根幹にあって、そのせいで就活もモチベーションが上がりませんでした。
そしてふらふらと旅をしながら、「私は何がしたいんだろう」とずっと考えていました。
自分は何がしたいのか
自分は今何をするべきなのか
人生に詰まった時、まず考えるべきはこの二つだと。自分が何がしたいか、というのは一日二日で見つけられるものではありません。ですから、まず今何をすべきか。それが正解であれ不正解であれ、歩みを進めることが大切なのだと思います。
就活なんて馬鹿みたい。みんな同じ格好をして、同じ受け答えをして。
でも私は思いました。
自分のやりたいことをするには、まずはお金が必要だなぁと。
働くのは嫌だし、自分は社会不適合者だ。だからそのうち仕事なんて絶対やめてやる。でも今は、とりあえず目先の目標をクリアしようかな。
だいぶ就活も出遅れてしまって、公務員試験の勉強もようやく手を付け始めた段階ですが...できる限り頑張れたらいいな。
失敗したってまた次があるし。
というわけでだいぶ長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうごさまいました!
明日は会社説明会だ〜!
それじゃ(^_^)/~~